<2005年12月例会教育より>

説得力とは
説得とは 強引に自分の意見を通すことではなく 相手にその通りだと納得してもらって初めて説得したといえる。
・ 説得の目的とは
伝えたいことを相手に理解してもらって、納得してもらって、実行してもらう。
4つのステップ
@良好な人間関係を築く。
A情報を正確に伝える。
B伝えたことを理解してもらう。
C理解したことを実行してもらう。

・ 説得力とは 
人と人とのコミュニケーションのために説得する技術を身につけること。

・ 説得技術の第一歩は
説明すること。説明不足では人を説得できない。意見の押し付けは反発を買う。 相手を知ること。相手の立場、理解度を推し量り、知らないことを知らせる。 相手の意見を良く聞く。目と耳と心で話す姿勢が大切。

・ 説明(説得したい内容の説明)の基本
7つのポイント
@テーマを明確にする。言いたいことの内容を自分でしっかり理解しておく。
Aわかりやすい言葉を使う。専門用語や横文字は意味を説明しておく。
B論理的に説明する。話を組み立てて、順序よく説明する。時系列に説明するのも効果的。
C理由や根拠、裏づけを説明する。なぜその結論が出るのか、なぜそういう内容になるのかきちんと説明する。
D全体の構造やしくみを理解させる。 最初に概略、話全体の構造を理解させてから説明に入る。
E説明は順序よく。 1つはこれ、二つ目はこれというようにポイントをわかりやすく説明する。
F視覚や聴覚に訴える。カタログ、ビデオやパソコンを効果的に使う。


2005年12月16日例会教育 井上暁子作成
*出典 小野一之著「わかりやすく 説明・説得する技術」*
door戻る