<2006年11月例会教育より>

ちょっと輝いてみましょう −魅せる技術ー
(会いたい声)
アメリカの心理学者A.マーレビアン氏の推計によると、私たちが初対面の相手に対する第1印象の話し言葉が占める割合はたったの7%!
あとは、「外見」が55%、「音声」が38%。声とは、「音」です。
敬遠される声は、こもった声・小さい声・大きい声・かん高い声等、逆に、「心地よい響き」とは、知性や信頼感の得られる低くて深い声です。

(声の行方)
声の大きさを調整できたら今度は声の方向を意識してください。 「今誰に声をかけているのか」を意識することで言いたいことがしっかり伝わります。

(ボイストレーニング)
魅力的な声を発する為には、音声のトレーニングをしてみましょう。
1.意識を鼻に向け鼻腔からハミングこのときに人差し指を鼻の頭に置いて音を出してみます。「フン〜」といった蚊の鳴くような高い音がでるはずです。 2.今度は喉を手で触れて共鳴を意識して「ん〜」とハミング鼻から音を出したときより少しだけ声が低くなります。
3.さらに胸に手のひらを当てて振動を感じながら「ん〜」とハミング 声が中から共鳴し柔らかい響きになります。
4.下腹から声を出す鼻から息を入れてお腹の力はゆるめつつ膨らますイメージで十分に空気を吸い込み、下腹を手で押さえながら「ハアー」とできるだけ長く声を出すことにより、深みのある響く声が出来上がります。Cのみ5回で1セットです。

(トークスピード)
準備として、最大400文字程度の原稿を用意し、ストップウォッチを持ちます。
1分間で読む文字数で、3パターンのスピードを掴みましょう。
@魅せるスピード 1分間で300字読む これが一般に心地よく伝わると言われています
Aまったりスピード1分間で250字読む これは落ち着いた感じで説得する時
Bお急ぎスピード 1分間で400字読む パワートーク、相手をまくし立てる時に最適

(50代からのメイクアップ)
50代からのメイクアップについて誰も教えてくれなかったポイントをお伝えします。
人間の顔は骨の上に筋肉があり、脂肪、血管リンパが通っています。ですから、加齢と共に土台となる筋肉が硬くなれば、リンパや血液の流れが滞り(とどこおり)老廃物が溜まって脂肪も増えます。そこで、しわやたるみにはマッサージなのですが、肌はこすると赤みが出たりトラブルの原因になります。ですから、顔のつぼを指圧してあげてください。 毎晩お風呂につかる間で結構です。おでこや、目の周りを押してあげましょう!毎日続けることで張りが出てきます。

メイクアップのポイントは大きく4つあります。
1 眉をきちんと整えてください。眉がしらは濃くせず、眉山から描いてください。そして、かならずブラシで線をぼかしましょう。
2 20代ではないのですから ファンデーションだけでは顔色が悪く見えるのでチークブラシでピンクベージュの頬紅を入れてください。
3 そのチークブラシでそのまま上瞼の目じりの部分にピンクを少し入れてください。ふっくらと若々しく見えます。
4 口紅も明るいピンク色を選び、必ず輪郭を描いてから中を塗りつぶしましょう。唇のかさつき くすみには スクワランオイルを寝る前に1,2滴 手にとって唇になじませてください。翌日はプルプルになっています。

隠し技!
目もとの皮膚のくすみには、ごく少量のピンクのコントロールカラーをファンデーションの前に目の周りに使用してください。くすみは、消えます。是非、取り入れてみてください!

2006年11月17日 京都クラブ例会教育 福田麻由香作成
 
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