1.評 価 ITCにおける評価は、お互いが 学びあう組織として、欠かせない大切なプログラムで, ITCの目指す様々なトレーニングを含みます。 2.評価者としての準備 評価者をする立場になったら、プログラム参加者よりも尚一層の下準備がいります。それぞれの項目についてより詳しく勉強しましょう。 それは評価を受ける人への礼儀でもあります。また、あまり得手でない部門は、率直に自分が未熟ではあるが、どんな部分に感動を受けたかと伝えましょう 3.要 点 @会合のプログラムについて、どのように行われるのかを知っておくこと。 Aオープニング:会長の挨拶、ゲストの紹介などは、その会合の雰囲気を作る大切さが感じられたか。 Bビジネスの予定、審議事項の有無:について予備知識を得ておくこと。 C役員:よく準備し、よく内容を理解していたか。 D審議:手順について、議長はよく準備し手際よく進め、フロアもよく理解して活発に参加していたか。 E教育:会員のために役に立つものか、説明は分かりやすくされたか。 Fインスピレーション:その会合にふさわしかった、印象的だったか。 G紹介: 会長のプログラムリーダー紹介、プログラムリーダーのスピーカー紹介、今日の話題リーダーの紹介などは温かさ、ウィット、意外性などに富んでいたか。 Hプログラム:よく練られ、トレーニング効果を挙げるものだったか。 プログラムリーダーは今日のプログラムの進行・内容についてよく説明をしたか 参加者は準備を十分にしていたか. 今日の話題:リーダーは巧妙に話題を提供したか。参加者はリーダーの指示を良く聞いて示されたテーマに沿った即興スピーチに参加できたか。 Iタイム報告:分かり安く要領よくはっきり述べたか (注)以上のすべてについて言うのは冗長になり評価の印象が薄れます。特に目立ったこと、気になったこと、思ったことについて意見をのべます。 4.言うべきことと言ってはいけないこと ただ、良かったというばかりでは評価にならないし、かえってマイナスになります。 良かったのであれば何がどのように良かったのかを伝えること。
5.一番大切なこと 受け手への熱い思いです。良かったと思ったことは温かく褒めます。気になったことは率直に自分はこう思うといいます。もしかしたら、それが誤りである場合もあるかも知れなくても、総評はその人の個人的感想なのですから。 心をこめて、よく聴き、分析し、力を尽くして役に立ちたいという願いをこめて評価しましょう。受け手は自分のために、こんなに一生懸命注意力を集中して聴いてくださる方がいることに感謝しましょう。 参考資料 マスターマニュアル 教育資料 C 81 「総評のための手引き」 |